ソケットとニップル、あとフランジの用途がわからない

ソケット、ニップル、フランジこれらは、直線的に配管を接合する継手です。入社した手の頃はちんぷんかんぷんだった。なぜこれだけの種類があるのか…
これらの特徴は

◼️ソケット
外ネジのパイプ同士を接合する。つまり継手には内ネジが切ってある。
ちなみによく注文が入るのがこれ。径違いのものはレジューサーと呼ばれている。

◼️ニップル
ソケットとは逆で内ネジ同士のパイプを接合する。継手には外ネジが切ってある。あまり注文が入らない。
昔、換気扇のダクト工事を行なったことが、そのときの継手もニップルと呼ばれていた。確か、アルミフレキをニップルに被せて接合したのを覚えている。内側に仕込んで繋ぐ継手がニップルと呼ばれているのだろうか。

◼️フランジ
ソケットと同様に外ネジのパイプ同士を接合するのだが、形がまるで異なる。
フランジとは主に「つば」状の形を指し、ボルトを通すための穴が数ヶ所開いている。私は初めて見た時は円盤のようだと感じた。
接合方法もソケットニップルとは大きく異なる。まず2本のパイプに対して、フランジも同数の2つが必要で、それぞれのパイプをねじ込んで接合後、間にガスケットを挟んでボルトで締める。
※ガスケットはゴムパッキンとほぼ同じ物だと思ってよい。私の中では平べったいゴムパッキンがガスケットと呼ばれると認識している。

これらを使用する上で重要なのは、用途である。
パイプは一般的に外ネジなので、ソケットを使用して延長する。
ニップルの使用は割と特殊でソケットやエルボの他の継手と組み合わせて、短いパイプのように使用したりする。
フランジは取り外しが容易なため、主にメンテナンスの間隔が短い配管に使用する。

今回は以上となります。
今後も管継手について業務中に学んだことや、ふと疑問に思ったことを調査して、知識の定着のためにこんな感じで書いていこくと思います。

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